人狼城の恐怖 <第三部>探偵編/二階堂黎人

人狼城の恐怖〈第3部〉探偵編 (講談社文庫)
合計二十人もの死者を数える人狼城殺人事件解決のため、名探偵・二階堂蘭子は欧州へ飛んだ。だが、人狼城からの唯一の生還者は人格を破壊され、有力な証人は何者かによって命を絶たれていた。蘭子が鋭敏な推理力から看破した犠牲者たちをつなぐ“失われた環”とは?空前絶後の謎と恐怖、いよいよ佳境へ。


出て来た新しい事実って殆ど無いに等しいんだけど。
『探偵編』というより『整理編』かな。
ドイツ編とフランス編の時系列とか。
疑問点を羅列してくれたりとか。
あ、階段当たってた。疑問点に出て来た。
やはり構造が問題になるらしい。
ま、そうだな。
犯人消失の謎ももっと簡単な理由な気がする。
レーゼはまだ生きてるね。
でも水は確かに飲んだと思うんだけどなぁ。
どうしてそこは疑問点に上がらないのかなぁ。
四つ子の城説は面白い。
けど城4つは多すぎるだろう。
あっても3つでいいんぢゃない?
2つの城の間の中州的な位置にもう1つ城がある程度で。
しかも背中しか見せないんだから壁だけでいいんだよね。
けどそんな薄っぺらい崖ってあるのか?w
製薬会社の筆頭株主ってなんとか言う新興宗教の教祖ぢゃない?
もしかして。
全然出て来ないし。
経歴怪しいし。
そういえばフランス編で出て来た伯爵も経歴不詳だね。
関係あるかな。
導入で出て来る『ロンギヌスの槍』『ハーメルンの笛吹き男』『人狼』『サン・ジェルマン伯爵』のエピソードは全部事件に関係する何かを暗示するとすると、動機はこの中に隠されてるんぢゃないか?
何となく。
『永遠の命』とか『絶対的な力』とかが動機ぢゃないかな?
それを得る為にたくさん殺しちゃった人のエピソード出て来るし。
ナチの研究ってのも気になるね。
何度も出て来るね。
あってもおかしくないね。
恐らくそれに関係していて発見していた事実を更に掘り下げちゃったとか実行しちゃったとかが動機だな。
結局謎解きは『第四部』へ持ち越しですね。


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