人狼城の恐怖 <第二部>フランス編/二階堂黎人

人狼城の恐怖〈第2部〉フランス編 (講談社文庫)
幽玄なる山岳地帯、独仏国境の深い渓谷を挟んで対峙する双子の古城・人狼城。フランス側“青の狼城”を訪れた社交サロンのメンバーは、酸鼻極まる連続殺人の犠牲となっていく。恐るべき殺戮を繰り返す神出鬼没の殺人鬼「人狼」の正体は?名探偵・二階堂蘭子の登場を待たずして、あなたは真相に迫れるか。


殺人の起こるシチュエーションやロケーションが全く一緒なんだよ。
あ。ネタバレだね。
要注意ね。
細かい部分は当然違うんだけど、重なる部分が多々ある。
二冊並べて同時に読みたいくらい。w
さて。この2つの事件の間にはどういう関連性があるのか。
飲みながら読んでるとなかなか考えることができません。
疑問点。幾つか。
・『階段がおかしい』両方に出て来るフレーズだけど、詳細は不明。詳細は不明にしてあるんだから、これは詳細を書くとばれちゃうからだよね。恐らく何処かの間の階にもう1つ別の階が存在するんだと思うんだけど。もしくは全ての階の間にもう1つ階があるとか。いずれにせよ『変な物音』は全て間にある階から出てる音ぢゃないかな。多分、階段の秘密は床と天井の距離よりも長く階段がある事ぢゃない?扉は隠し扉なんだから当然見ても解らないように、押したり引いたりして開くんだろうから。
・ドイツ編のレーゼって水差しの水飲んだよね?どうして生きてるの?これってもしかして『星気体』と関係あるの?本人は「水を飲んでない」って答えるけど、いつもの薬を寝る前に飲んでるよね?その後すっかりそれは描写されないけど気になってしょうがない。死んでるのに動いてるってことでしょう?
・天守閣の構造も気になる。2つ目では入らなかったし。そういえば1つ目では隠し扉になってる風な事が書いてあった気がするなぁ。
・小さいおじいさんは覆面の子供で間違いなし。
さて。このうち謎の解決に関係する事はあるのかな?


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