iSightとFirewireとAppleStore

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懐かしのiSightをMac miniにつなげてみようと思ったら、Firewireのポートが消えていたのでAppleStoreへ行って来ました。

iSightっていうと今はiMacやiPhoneに標準装備されているカメラのことをさすようですが、元々はAppleの発売したWebカメラのことだってどれくらい覚えてる人が居るんだろう。
ふと思い立ってプラズマ用のMac miniに繋がるのか試してみようと思ったら、何処にも接続する所が見当たらないんです。Firewireが無いんです。「時代はどんどん先へ進むんだなぁ。」と思いつつ、念のためアップルストアを徘徊すると在りました。

Apple Thunderbolt – FireWireアダプタ

そもそもFirewireが何だったのかさえ把握してないのですが、「電力供給と、大容量のデータ通信が可能な規格」ってトコでいいんですかね。後継の規格はThunderboltになるようです。ウキウキしてクリックしようと思ったけど、プラグの形を見てるとどうも手元にあるFirewireの形と違う。気になって探してみるとどうもiSightは「Firewire400」でこのアダプタは「Firewire800」という規格らしい。もう一度アップルストアを散策してみると、流石ですね。Appleの純正では在りませんが在りました。

Belkin Firewire 800-400(9Pin-6Pin) ケーブル 2m

片方が400で反対が800の変換ケーブル。
ネットで買っても良かったのですが、気になったので一式持って渋谷のAppleStoreへ。店の人に確認して購入し、帰宅していざ試してみると・・・・繋がったのですが・・・・カメラも動くのですが・・・・iSightのスタンドに入りません。Apple製のケーブルのプラグ部分は洗練されていて割とスマートで小振りなんです。それが仇となり他社規格のプラグが入らないことが往々にして有るんですがそれでした。肉厚過ぎて嵌りません。
「ダメか・・・・」
と、諦めかけたのですが念のため今度はグーグル様に伺って見ると・・・・在りました。

FireWire変換アダプタ(9ピン⇔6ピン)AD-IE6FT9M

次の日仕事帰りに渋谷のAppleStoreで説明し返品してもらい、その足でビックカメラで購入。無事に繋がりました。純正のケーブルを使っているので当然スタンド類も使えます。
箱にしまってあったのでまるで新品同様ですが、「640×480ピクセル」というのが過去のモノであることを物語っていますね。今やカメラはフルHDですから。都合3000円ちょい投資した訳ですが、フルHDは6000円ちょいです。

Logicool HD Webcam C615

そういう訳で満足したのでホコリ被らないうちに箱へしまおうと思います。

余談ですが、返品に伺ったAppleStoreで。
商品とレシートを持って返品したい旨を伝えると、
「もし差し支えなければ、詳しくお伺いしてもよろしいですか?」
というので『開封しちゃったから返品出来ないのかな・・・・』と不安に思いながら、上述のことを詳しく説明すると、
「少々お待ちくださいね。当店に有るモノでなんとか出来ないか聞いて参ります。」
との返事。「なんとかしてくれよう」として聞いてくれてたんです。
結果、変換出来るアダプタの取り扱いが無いとのことで、すぐに返品手続きをとってくれました。

AppleではMacminiやMac Proを除く製品には標準でiSightカメラが搭載されているので、Firewire規格はほぼ外付けハードドライブの為に置いてあるのでしょうね。その場合、断線したケーブルを購入する人の割合のが多いでしょう。30万画素のiSightを3000円投資してわざわざ接続する人なんて、きっと日本に限らず世界的な規模で少数派なんだと思います。合理的な品揃えなんですね。
より便利で、より高性能なものを既に提供しているので、外付けのiSightはMOMA辺りに展示されていればそれでいいのかもしれません。


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