キウィγは時計仕掛け Kiwi γ in Clockwork/森博嗣

キウイγは時計仕掛け (講談社ノベルス)
今度はγ(ガンマ)。建築学会開催の前日に学会本部宛に送られてきたキウィ。プルトップの刺さったまるで爆弾の様なそれには「γ」の文字が書かれていた。

Gシリーズ第9弾。
前回の事件から1年後、箱根で開催される建築学会に参加する為、いつもの人々が久しぶりに再会した会場で学長が拳銃で射殺されるという事件が起こります。しかも今度は「γ」です。その上会場の大学にはかつて真賀田四季研究所にいた島田文子がいました。当然怪しいのですが、今回もなかなか真賀田四季との接点が見えてきません。前回は終盤で真賀田四季(本人かどうかは不明)が登場したのですが今回は陰すら見せません。ただ、殺された学長自身は過去に真賀田四季と接点がありました。
事件の展開が若干強引な気がするのですが、全体を通した筋には関係ないとするとこんな物なんでしょうかね。犀川先生も海月もわざわざ推理を披露する程の内容では無かった。
そう言えば今回はいつもの人々の水野(赤堀)が見当たりませんね。学会が舞台だから接点は無さそうですが。
犀川先生と海月の共通点は今後何かに発展するんでしょうかね?Xシリーズでは海月は出てこなかった気がするのですが。
一応全12作ということなので後3作。先が楽しみです。
一気に読み終わってしまったから次が出る頃までにはまた忘れてしまいそう。


Comments

2 Responses to “キウィγは時計仕掛け Kiwi γ in Clockwork/森博嗣”

  1. Anonymous

    コメントテスト。
    コメント無いから動かないのかと思ってテストしてみた。
    動いてるのか・・・・

  2. ちゃんと動いてるんだね。

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