インビジブルレイン/誉田哲也

インビジブルレイン (光文社文庫)

小林充というチンピラ暴力団員が殺害される事件が発生する。姫川玲子率いる姫川班の所属する捜査一課は、この事件を組織犯罪対策第四課(組対四課)と合同で捜査することになった。そんな中、謎の女性の通報から、容疑者として柳井健斗という青年の存在が浮上する。

姫川礼子シリーズ第4弾。なかなか先が見えなくて最後はしてやられた。まさかそういう伏線の張り方をしていたとは。
優等生の姫川が人間としての弱さと刑事としての葛藤の狭間で揺れ動く状況が丁寧に描写されている。
第3弾の短編よりもやはり長編のが読み応えがあります。


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