Time Machineで過去へ未来へ自由自在。

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Macに標準のTime Machineを今さらながら使ってみることにしました。

<訂正とお詫び>過去へは自由に行けますが、未来へは現在の仕様では行くことが出来ません。表記に誤りがあったことをここにお詫びいたします。

バックアップをTime Machineでしかもネットワークに繋いだHDDに取ろうと思ったのはサブマシン(iMacの人)にYosemiteのβ版をインストールする為なんだけど、それだけではなく以前からも時々検討していたことで写真や音楽データを今まではDVD-Rなどに保存していたんだけど「もうそういう時代ぢゃないなぁ。」と感じたからというのもある。
最初のボンダイブルーも次のお団子iMacもハードディスクの容量の半分を超えると動作が鈍くなり、容量の9割を超えるとほぼ壊滅と言ったスピードに落ちてしまう。というかこの経験から写真や音楽のデータはこまめにDVD-Rなどにバックアップを取って、特に写真はバックアップを撮ったものはハードディスクから削除して容量を保つ様にしていました。2年前に過去の写真を利用したくなってiPhotoにバックアップDVDから写真を取り込もうとして衝撃が。

「バージョンが古いiPhotoで保存されたバックアップファイルです。」

この時は「読み込んで変換しますか?」と親切に聞いてくれたのでよかったけど、不安になり過去データを全てiMacに放り込みました。その後も写真や音楽データは増え続けていますが、2008年モデルのiMacは容量の半分を超えても未だスピードが遅くなった感じは全くなし。この事件以来一応メディアにバックアップは取っているけど、去年購入したMac miniの本体からDVDドライブが無くなっていたことから新しい時代(フェイズ)に入ったなと思ったのです。

ついこの間まではバックアップを始め資料やデータのやり取りもDVD-Rやフラッシュメモリが主流でした。フラッシュメモリは今でも容量の大きいデータを持ち歩くには重宝されていると思うけど、この先いつまで生き残れるのかは疑問があります。現在はDropboxをはじめとするクラウドサービスを利用してファイルのやり取りをすることが出来ます。それぞれのファイルにパスワードをつけて管理することも出来るし、特定のグループを作ってその中に居る人たちだけしか見れない様にすることも可能です。会社などの限られた枠内であれば社内サーバで自由にファイルをやり取りし、自分のパソコン内には何一つ保存する必要の無い状態も作ることが出来ます。
個人のレベルでも全てのクラウドサービスは無料から用意されているから、既に色々な形で利用している人は多いと思います。以前読んだページには「音楽・文章・映像」とジャンルに分けて、それぞれに適したクラウドサービスを利用している人がそのやり方と内訳を紹介していました。Appleもこの間からiTunes MatchというMac内の音楽データをクラウドにアップロードしてどこからでもアクセス出来る有料サービスが始まりました。
容量を気にしてデータを削除する時代は終わって、今は全てはパソコンにどんどん放り込んでおく時代なんですね。

Time Machineも最初は「丸ごと全部保存って無駄ぢゃん」って思ってたけど、ビデオもチャンネル丸ごと録画する時代だから容量を気にする必要はもう無いみたいです。
次のMacOS YosemiteはiCloudが更に進化してiCloud Driveになり、どこからでもどのデバイスでもアクセス出来る様になります。ローカルに保存するものとクラウドに保存するものの役割が今後は大きく変わるのかもしれません。


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