エリジウム(2013)

エリジウム [DVD]
Elysium (2013)
21世紀末。地球は汚染が進み人口増加と相まって環境は悪化していた。一握りの富裕層は宇宙ステーションに移住し高度の医療に支えられ不自由のない暮らしをしていた。幼い頃孤児院で仲良くなったフレイに「いつかエリジウムへ連れていく」と約束したマックスは、勤務先のドロイド工場で多量の放射線を浴び重傷を負う。治療を受けるためにエリジウムへ密入国するシャトルの切符をもらうことを条件に、地球にいるエリジウム市民を誘拐し脳内の情報を奪う私語を請け負うが事態は思わぬ方向へ転がり始める。

監督:ニール・ブロンカンプ
出演:マット・デイモン/ジョディ・フォスター/シャリート・コプリー/アリス・ブラーガ/ディエゴ・ルナ/ワグナー・モウラ/ウィリアム・フィクトナー

期待していたのだけどそれほど楽しませてくれませんでした。残念。
なぜ皆がエリジウムへ行きたがるのかは見ていれば解る的な展開で実際見ていれば解りましたが、それほど厳重な警戒態勢に見えないエリジウムへなぜ今まで誰も侵攻しようとしなかったのかが不思議。終盤では武器を携帯して侵入してるし、前半ではミサイルをそれほど複雑な動きでなく躱してるし、それほど侵入は難しくなさそうに見える。エリジウムの防衛体制も感知は自動で制度も高そうだけど、自動対処ではなく人間が指示を出さないと対処しないし。
エリジウムの建物内部は白を基調にしたり、シンプルであったりと未来感があるのですが、外観は無骨な建物ばかり。現代にもある建築物が見えるのはともかくとして、現在でも使わないようなデザインの公共建造物ばかり。残念でなりません。
地球も人口増加と環境汚染が進んだからといって技術が更新することはあまりないと思うので工場はもう少しオートメーション化されていてもおかしくないと思う。一応150年くらい未来の話なんだし。
それに50年くらい前までは富裕層も地球に住んでいたんだから状態のそこそこマシな設備だって残っていそうなもんですよね。「アフター・アース」みたいに戦争で地球が壊滅した後の話ではないんだし。

そういうわけで突っ込みどころ満載なので、いったいどれくらい突っ込みどころが見つかるか?というところがこの映画の一番楽しめるポイントだと思います。


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