酒田で米どころ散策

うっかり連休だったので山形まで散歩に行ってみた。

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某所でのサミット開催による厳戒態勢の中、羽田を飛び立ち『おいしい庄内』空港へ。危惧されたトラブルもなく無事に到着。おいしい庄内空港からはリムジンバスかレンタカー、タクシーのみのが各地へのアクセス手段。リムジンバスで一路酒田市へ移動。市内で途中下車せずに帰りに利用する酒田駅まで乗車。駅構内にある観光案内所で地図を手に入れ、隣接する土産物屋で昼食。山形といえば『だだちゃ豆』。だだちゃ豆を使ったおこわは『ががちゃおこわ』。飲食のメニューにはないお土産物も一緒に食べると言ったら、温めてくれた上に小皿に醤油もつけてくれる親切さ。その上蕎麦茶もいただきました。お腹も膨らみ幸先の良い旅のスタートに気分も急上昇。

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食後は腹ごなしもかねて徒歩で『本間美術館』へ。美術館ではなく敷地内にある別荘『清遠閣』とその庭園『鶴舞園』がお目当て。邸内では建物の特徴や見どころ、由来などを説明してくれるガイドも常駐。見落としがちなところも教えてくれるので、ただ建物を見るのとは違って満足度が高い。右の写真はガイドさんが教えてくれた通りに、パンフレットの写真と同じアングルで柱が窓枠と重なるように撮影。素人でもプロと同じ写真撮れますなプチ体験。昭和天皇が東宮時代にご滞在された時と同じ場所からの景色も堪能。

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庭を散策した後は、美術館最寄りのファミリーマートで飲み物を補給し、市内を散策しながら『山居倉庫』へ。現在でも全て現役で庄内で取れる米を備蓄している倉庫。一番端の資料館以外は立ち入り禁止だけど、窓から中を覗くと働いてる人が見え「今でも現役」を実感。倉庫だけでなく事務所で使われている建物をはじめ、敷地内の建物全てがアンティーク。蔦が絡まる建物もここだけ時間が止まったようで幻想的。倉庫の裏手はケヤキ並木があり、倉庫見学の入り口となる場所には土産物屋が併設。中庭的なデッキには大きなケヤキがあり、オープンエアでマイナスイオン浴びまくり。

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この後『さかた海鮮市場』へ向かう途中に漁港で遭遇した漁船の電球。丸みを帯びた形は知ってたけど、他にも大きさや形が様々な電球が。肝心の市場は夕方近いためかさほど感動もなく、お土産になりそうなものより今日の晩御飯といったものばかりで早々に退散。せっかくセットで買った『本間家旧本邸』の開館時間にも間に合わず、酒田駅から鶴岡へ電車で移動。鶴岡市までは普通列車で約35分。車窓の景色はのどかな田園風景のみ。

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鶴岡ではホテルのHPで紹介していた『和洋創作料理べんけい』で晩御飯。例によってほぼ食べ終わってから写真を撮り忘れたことに気付き黒カレイの煮込みの写真のみ。季節野菜のホイル焼きが絶品。期待していた刺身はイマイチ。サクラマスは焼き加減もよく鬼おろしとの相性が美味。そして地酒を飲むのも忘れて腹一杯。