陶器もステキだったけど|ヘレンド展

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招待券をいただいたので新橋のパナソニック汐留ミュージアムまで散歩。

3月24日まで新橋のパナソニック汐留ミュージアムで開催中の『ヘレンド展』の招待券をもらったので、散歩がてら横須賀線に乗ってお出かけ。

パナソニック汐留ミュージアム

ヘレンドはハンガリーの陶器。以前にハンガリーに行った時には、見ることはできなかった気がする(『写真で綴る旅行記』を参照)。ヘレンドの陶器を売っている店はあった気がするけど、値段がお土産にする価格ぢゃなかった記憶。

展示はヘレンドの歴史を紹介しながら、年代に沿って各時代の陶器が展示されてた。中国に影響を受けた時代には、図案も色彩も中国風でヨーロッパの陶器を見ている気がしない。

ちなみにブダペストは↑こういう感じのところ。前を流れているのが有名なヴルタヴァ川(チェコ語)。モルダウ川(ドイツ語)のこと。

←旅行に行った時は2月だったので、同じ場所もこういう感じでしたが。雪の中ほぼ徒歩で移動してました。ブダペストがハンガリーの中央部やや上寄りにあるのに対して、ヘレンドはハンガリーの東部に位置する。

ヘレンド展を開催していた建物は、1階から地下2階までがパナソニックのショウルーム。リフォームに関する相談や実際の受注も行なっているらしい。「電化」がいかに便利なのか興味があったし、せっかくここまで来たので立ち寄って見た。想定外の面白さにうっかり1時間以上も滞在してしまった。

まず衝撃を受けたのがこの洗面台。照明が上ではなく、鏡に沿って縦についているので、非常に明るい。

三面鏡は従来通りの開き方をするが、収納部の扉は観音開きなので、中の物を取り出しやすい。

奥行きが深くドライヤーも収まったり、扉の内側にも収納できたり。電源も内部にあるので、収納しながら充電できるなど高機能。

洗面台の上は石鹸など最低限のもの以外、すべて収納されてスッキリ。奥行きが深い分手前にせり出しているわけだが、棚の下にも照明があるので手元も明るい。洗面台下の収納はすべて引き出し仕様。使いづらかった洗面台下のスペースが、有効活用できる工夫まで。

次に衝撃を受けたのがこちら。シンクとつながったダイニングテーブルだが、よく見て欲しい。テーブルはIHがビルトインされているので、調理しながら食卓を囲めるのだ。

鍋や鉄板焼きができるテーブルだが、IHなので使わないときはフラット。普通に広いテーブルになる。IHのコントロールも両サイドからできるので、「火力弱めて」とか言わなくても、自分の手元で操作可能。IHも3つ口あって、別々の料理を同時に楽しめる。実際に導入できる過程は少ないとは思うけど夢が広がる。

最も興奮したのは無料で提供されているお茶のクオリティの高さだったけど。ちなみにヘレンド展の後のお手洗いは、ショウルーム横のトイレがおすすめ。最新機種が設置されています。

ショウルームの後の昼ごはんは、ビルのすぐ横にある旧新橋停車場の建物で。外から見ていたら中に座席があるように見えたので行ってみると、やはり銀座ライオンが営業してた。

入ったのは13時ごろでランチのピークは過ぎた様子。レジは混んでいたがオーダーするとそれほど待たずに料理が運ばれてきた。日替わりランチを頼むと、正直メニューの写真より貧相でがっかりしたが、食べてみると味は想像以上でお得な気分。食べ終わってみるとわりとボリュームもあり、1000円ならコストパフォーマンスも悪くない。ランチのメニューも豊富なので、1週間程度なら毎日違うものを食べられそう。

腹ごしらえの後は銀座まで散歩。だいぶ久しぶりに来たので、新しい建物や店がいっぱい。GINZA SIXに入るのも初めて。できたのはいつだったかしら。一番上の蔦屋書店はただ広い。もう少し目新しいものあるかと思ったけど、代官山のほうがコンパクトな分見やすいかも。

いろんなもの見て目の保養になったが、一番ワクワクさせてくれたのはやっぱりこの草間彌生。