奇跡の手/ボルチモアの友情

Something the Lord Made (2004) (TV)
監督:ジョセフ・サージェント
出演:アラン・リックマン/モス・デフ/メアリー・スチュアート・マスターソン
アメリカで実際にあった話を映画化。と言っても医学会では有名なのかな?それまで不可能と言われていた心臓手術を成功させた2人の物語。


この映画の焦点は『世界初の心臓手術』という医学会の発展ではなく、その当時(今もか?)公然と行われていた黒人差別の問題。人種別のトイレにレストランにホテル。だけではなく結局この医学の発展に寄与した黒人ヴィヴィアン・トーマスは晩年になって初めてその功績を認められ心臓手術の技術の向上に貢献したことを認められ名誉教授に列せられます。そこで初めて2人は対等な位置に掲げられるんですね。
同じことをしても人種の差だけで同じ位置に立てなかった二人の関係を描いています。映画からは伺い知れなかったけど、恐らく二人の間には強い信頼関係が築かれていたんでしょうね。それとも情熱だけなのかな?本当はもう少しその辺を知りたかったな。
アメリカの映画なので焦点はどれだけ差別されたかを具に描いた方が受けるんでしょうけど。
さて、仕事仕事。


Comments

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

CAPTCHA