12月の諸々

ざっくりとまとめて12月あたりの諸々。写真はタイトルに惹かれて購入してはみたものの、まだ眺めただけでどこも出かけていません。出版社は関西のエルマガジン社なので、その辺のお散歩雑誌とはひと味違った内容。関西以外の人はあまり知らないミーツ・リージョナルの別冊です。
Meets Regional

宇宙と芸術展の前に立ち寄ったグランドハイアット東京で遭遇したディスプレイ。クリスマスだからか。中まで入ってみようと思ったけど、写真を撮りたい人が「人いなくなり待ち」をしてるので、さっさと撮影して退散。建物の中のテーブルに何かしらディスプレイしてあったようだったのだけが心残り。でも必ず背景に向かいの建物が写るのと、結構な頻度で背景に歩行者が通るので、それほどフォトジェニックぢゃない。むしろ右隣のホールにあったシンプルなツリーのディスプレイのが素敵だった。

毎年の恒例行事、代官山蔦屋での更新業務。何やら白い風船がいたるところにディスプレイされてた。誰かのインスタレーションらしい。説明文の前に人がいたのでそのままスルーしたから詳細は不明。無料になる2本は何を借りようかしら?と考えながらエスカレーターを上がるが、上がりきったところで会員カードを忘れてきたことに気づく。そのまま階段を降りて退散。

後日無事にリベンジを果たし、2本の無料タイトルもゲット。その帰りに目黒区の図書館に利用者登録。目黒区の図書館は東急線沿いにあり便利だと気付いたので、まずは中央館の八雲図書館へ。ざっくりと頭の中に入れていた地図を頼りに「学芸大学駅」で降りて歩いてみるも見つからない。iOS10になってお利口さんになったiPhoneのMAPアプリに聞いてみると、なんと最寄駅は「都立大学駅」という衝撃の事実が発覚。

動揺を抑えつつ日差しも暖かい日だったので、そのままMAPアプリにお任せして散歩。Apple Watchとの連携プレーも割とスムーズで、結構ドンピシャの場所で「ここ左」とか手首を叩いて通知。Apple Watchと使うなら純正MAPの方が楽しめるかも。

目黒区立八雲図書館は「めぐろ区民キャンパス」という総合施設内の地下1階。ガラス張りの近代的な建造物が、メカメカしくてワクワクする。が。図書館内は天井も高く開放的なのに、設備は以前のものをそのまま使っているらしくアンティーク感が半端ない。建物と設備のアンマッチが微妙に昭和感を漂わせる渋い図書館。図書館の職員もアンティークでした。帰りは都立大まで歩いたけど、帰りが下り坂ということは、行きは上り坂ということか。

X-MEN:アポカリプス 2枚組ブルーレイ&DVD(初回生産限定) [Blu-ray]

蔦屋で借りた1本目は「X-MEN:アポカリプス」
あまりにも久しぶりすぎて前後の話を思い出すのにひと苦労。ストームはイメージが違いすぎる。ジーンもこういうイメージぢゃない。まだ続きそうな予感だけど、どういう展開になるのかよくできないな。フューチャー&パストで歴史が一度変わってるから、理屈だとその後に当たる前のシリーズも心機一転映画化できるのかもとちょっと期待。

エクス・マキナ ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

2本目は「エクス・マキナ」
低予算映画とは思えない映像美。あまりに映像が綺麗だから、普段は見ないおまけ映像を見てたら、監督が「低予算映画では〜」と話していたけど、それを見なければ超大作だと認識していたところ。それくらいアンドロイドの描写も、建物の中も美しかった。言われてみれば、低予算映画にありがちなクローズドな舞台設定だし、登場人物もクローズドにすることで3人だけに絞ってあった。ひと昔前は莫大な費用がかかったCGも、現代ではむしろ低予算映画の強い味方。舞台になった秘境の別荘に是非住みたい。

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

TSUTAYA TVの動画配信で「キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー」もやっと鑑賞。これも間をあけすぎて前の話忘れてるし。超能力って兄弟ぢゃなかった?死んだっけ?かろうじてアントマンを観ていて良かった。決裂したけどこの後どうなるのかしら。今月後悔する「ドクター・ストレンジ」のよこくみたけど、Sherlock vs. Hannibalにしか見えなかった。ティルダ・スウィントン出てるのでそれだけで二重丸。

https://youtu.be/zp6aYvPczCI

好んで読んでいる作家の新作がなかなか図書館では読めないので、最近は作家の五十音順に「あ」から読み進めてたり。もう半年以上過ぎてるけど未だにあ行です。秋月達郎は最初に読んだ「京都丸竹えびす殺人物語」が面白かったので、シリーズの最初から初めて8作目。9作目は「京都産寧坂殺人物語」と主人公が民俗学者なので、古い町が舞台のミステリ。

「七夕の雨闇」は高田崇史の毒草師シリーズ。いつの間にか続編が出ていたので読んでみた。七夕伝説は高田崇史の他のシリーズにもあったような気がするけど思い出せない。QEDの登場人物の棚機が文中最後に出てきたので、今後また交錯することがあるのかも。

赤川次郎なんてあ行になかったら読まなかったよ。中学生以来だから30年前か。相変わらず読みやすく展開も軽快で、通勤の行き帰りの1日で読み終わった。続き30年分は他に読むものがないときに挟もう。

ちなみに「カーリル」というサイトが本を探すのに便利です。図書館だけでなくAmazonも検索できるし、リンクにあるWebcat Plusは関連図書をドバッと一覧にしてくれたり、古書店サイトの在庫を検索できたりと検索してるだけで楽しい。