旅する手帳。2020編|TRAVELER’S notebook

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来年の手帳も旅支度。

同時に発売だった台湾の「誠品書店」とのコラボデザインも一緒に購入。台湾旅行で初めて訪れたときに、蔦屋書店とは違った書店らしからぬ姿に衝撃を受けたのを思い出す。チャームは使わずに記念品として保存する予定。

・TRAVELER’S COMPANY

2020年のトラベラーズノートのデザインは「旅の道具」がモチーフ。同じデザインのシールと、去年のが使いやすかったので下敷きを揃えて準備。初めの頃はシールの使い道なんてほとんど思いつかなかったが、ノートが増えるに従って、年号の入ったシールは割と重宝。複数のノートを使い分けるとシフトの整理に丸シールなんかも意外と使う。予定用のアイコンシールだけは、未だに持て余し気味。この辺がおっさんの限界か。シール使い切るほどアクティブに予定は入れない。

徐々に増えて今や4冊体制。一番左の黒は純正品。他の3つは自作。一番右は仕事用。右から2番目と3番目はプライベート用。一番左は旅用。それぞれ使っているリフィルやパーツのバリエーションも様々。もっとも使っているのはやはり仕事用。次いでプライベート用の2冊で、出番の少ないのが旅用かな。

自作のリフィルで最も古いのは右から2番目のブラウン。厚めの革で作ったのでかなり丈夫。もう10年経つけど未だ現役(→http://pure.boy.jp/?p=377)。しばらくはうまく活用できなくて、半ば放置状態だったけど、2017年から再始動(http://pure.boy.jp/?p=4616)。その頃に作ったのが左から2番目のライトブラウン。オリジナルとは違い、閉じるためのゴムが裏表紙ではなく、背の部分に穴を開けてみた。あえて柔らかい革を選んではみたものの、鞄の中でめくれてしまうという欠点が発覚し、再びメインは最初のブラウンに。その後突然黒が欲しくなり、手元にも黒の革はなかったので初めてオリジナルを購入。最も新しいグリーンは、店頭で一目惚れした革を使って作ったヤツ。今一番お気に入り。

仕事用は背中の焼印跡がトレードマーク。リフィルはマンスリーとバーティカルのウィークリーと方眼の3種類。この3種類に落ち着いたのはごくごく最近。それまで色々と紆余曲折したけど、結局この組み合わせが一番使いやすくてしっくりくる。それ以外にクリアポケットと、レザーのホルダーもセット。ボールペンの替え芯や仕事で使うラベルなどの小物収納と、各種プリントアウトした書類の整理に威力を発揮。去年仲間に入ったクリップバインダ(http://pure.boy.jp/?p=5759)は専用の役割を持つ下敷きには到底敵わず、マンスリーのブックマークがわりが現在の役割。ついでにメモを挟んでおくのにも割と重宝。純粋にバインダとして活躍することも増えてきた。

方眼のノートはルールやルーティンワークをまとめたマニュアル的な要素が強く、毎年変化するものではない内容が大半を占めるためまだ2冊目の途中。ただし、今後はもう内容が増える予定もなさそうなので、今使ってる2冊目が終了しても、新たに追加することはなさそう。このまま2冊ともアーカイブ(個人ボックスへ投げ込み)行きかな。2冊まとめて製本するのを今思いついたので、今後の検討候補に入れておこう。

バーティカルのウィークリーに戻る前まで、Chronodexのスタンプを使って自作のリフィルを使ってた。1日の空き時間がわかったり、タスクの進捗状況が分かったりとかなり便利な代物。考案者のサイトでは半年ごとに無料でダウンロードできるウィークリーのダイアリーもあるので、土日休みの職業の人は是非試すべし。自由すぎて使い初めは戸惑うかもしれないけど、余白を自由に使えるスタイルは割と機能的。

・Chronodex Weekly Planner : Jul – Dec 2019 Released

土日休みではないのでテンプレートのスタンプを使って自作。色々と試行錯誤して使ってたけど、結局ノートを作る時間がもったいないと感じバーティカルに再移行。それでも時間把握に優れたテンプレートなので、どこかで復活させられないか模索中。

旅用のノートにはペーパークロス製のジッパーケースを装着。チケットやショップカードを整理したり、旅の途中でもらったパンフレットをしまっておいたりと、普段使いよりは旅アイテムとしてかなり重宝。マスタードと黒のレザーの相性も抜群。旅行だけでなく博物館や美術館に行く時にも、スタンプ帳として必ず携行。出番はそれほど多くないけど、マップやチケットを貼り付けていると、どんどん厚みが増していくので、他のリフィルと一緒にファイルすると若干書きづらくなる。以前は普段遣いと一緒にファイルしていたけど、今はこれ1冊だけで独立。独立したら小さなサコッシュにも入るようになり、俄然持ち運びしやすくなった。

プライベートな予定を整理しているノートは、余ったカバーを使うために半年分だけ試しに購入したレフトタイプのウィークリー。正直、右側が余白のレフトタイプのウィークリーは、ずっと使いづらいものだと思い込んでた。実際、スケジュール管理だけだと、自分には右の余白は無用の長物だったが、買ったものの感想なんかを試しにメモしてみたら、意外と自分の中でしっくりときて新たな発見。雑誌の切り抜きや写真を貼って欲しいものや買ったもののログがメイン。最近はやりたい事なんかも箇条書きでメモしてある。すでに来年の計画まで書かれているのは流石に気が早いか。右側の使い方がこなれてきたのに対して、肝心の左側は大して予定の入らない自分には若干持て余し気味。読んだ本や見た映画なんかをメモしたり、買い物なんかのタスクを書いたりすることが多い。発売日など先の予定の備忘録には便利なので、来年も継続して使用予定。

紆余曲折し続けているメインのノート。使い始めた頃は単にマンスリーに予定を書き込むだけだったのが、バーチカルのウィークリーに日々のことを書き出したら、枠に収まらなくなってきたので、フリーのノートに直接書くようになった。その後もバーチカルとフリーの使い分けのため、日記とお出かけログに分けてみたり、ブログ用の小ネタ帳にしてみたりと変遷したが、現在はほぼ日記の役割で定着。万年筆にハマり出したのはこのフリーのノートがきっかけ。インスタで見かけるのを真似て色々コラージュもしてみたけど、文字を書きたい欲の方が遥かに上回り、最近は日付スタンプを押す程度で他は全て文字で埋められてる。ノートの役割も3つに分かれたので、内容もだいぶ日記として洗練され、2ページ3ページにわたる長編大作は減ってきた。1ヶ月で1冊使い切ってたこともあったが、今は3〜4ヶ月で1冊くらいのペース。最近気づいたことだが、文章が長すぎると後から見返した時に、特定の内容を見つけるのが非常に難しい。なんでもほどほどが大切。

書くことが楽しくなるにつれ、万年筆に合う書き心地のよいノートにも興味が湧くのは必至。手元にモレスキンやロイヒトトゥルムなど7〜8冊控えているが、今のところ出番はない。あまりにもトラベラーズノートで事足りてしまうのが最大の理由。バレットジャーナルが楽しそうでモレスキンで初めてみるも、どうも自分にはシックリ来なくて結局トラベラーズノートに戻ってしまう。モレスキンもロイヒトトゥルムなども自分にはコクヨのノートとさほど変わらないようで、最終的に落ち着いている使い方は勉強用。鉛筆1本で事足りる、味気ない使い方が一番シックリ来てる。