ウルヴァリン SAMURAI(2013)

ウルヴァリン:SAMURAI [DVD]
The Wolverine (2013)
ジーンとの一件以来世間から姿を隠し世捨て人として暮らすローガン。そんなある日、日本から古い友人が会いたがっていると一人の女性が彼の元を訪れる。「一日だけ」そう約束し東京へ向かうローガンだったがそこには彼の知らないもう一つの陰謀が潜んでいるのだった。

監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ヒュー・ジャックマン/岡本多緒/福島リラ/真田広之/スヴェンティアナ・コドチェンコヴァ/ブライアン・ティー/ハル・ヤマノウチ/山村憲之介(ケン・ヤマムラ)/ファムケ・ヤンセン/イアン・マッケラン/パトリック・スチュワート

アメコミ感を出そうとしたのなら成功なんだと思う。
X-MENではなくあくまでもウルヴァリンだと割り切って観ないと消化不良を起こす危険あり。ミュータントはウルヴァリンとヴァイパーの二人だけ。X-MENでは世界中にミュータントが発生してるはずだから、日本にだってもっとたくさん居るはずなんだけど結局ヴァイパーは日本人ぢゃないし、ユキオは予知能力しかも死だけというかなり発展途上な能力でとてもX-MENのシリーズとは言いがたい。
みんな日本好きなのはいいけどもう少しちゃんと作り込んでいただきたい。高田馬場の駅前走ってたのに次のシーンで上野駅というのもいかがなもんかと思う。ウルヴァリンはともかくマリ子はそんなに走れないだろう。しかも着物で。侍と忍者が好きなのはいいけど忍者もちゃんと派閥がある(多分)んだから日本人でも納得出来る舞台設定をちゃんと作っていただきたい。
適当にチャチャッと撮影して後は寿司とか天ぷらとか食ってたんぢゃないの?って思われても仕方ないできだと思うよ。
こんな作品抱えて来て「日本好きです」いいながら荒稼ぎして帰るんぢゃない!

X-MENが大好きな日本人に謝罪のテロップを入れるべきだね。冒涜だと思います。

でも割に構成は悪くなくって早送りしなきゃイケナイのは誘拐されるシーンと、新幹線と、忍者の里くらいだったかな。それを除けばちょうどいい長さだったかな。

ネタバレだけど最重要なこととしては、
『必ずエンドクレジットが始まるまで観ること』
その前に終了ボタンを押してしまうとかなり重要なシーンを見逃してしまいます。

そもそもこの映画はこのエンドクレジット前のシーンだけでイイんぢゃないか?って思うくらい。ココだけが重要。


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