タカイXタカイ CRUCIFIXION/森博嗣

タカイ×タカイ CRUCIFIXION (講談社文庫)
Xシリーズ第3弾。
有名マジシャン・牧村亜佐美の邸宅で発見された他殺体。奇妙なことにそれは、高さ十五メートルのポールの上に「展示」されていた。依頼を受け調査に乗り出した探偵・鷹知、謎に惹かれた小川と真鍋、そして大学教員・西之園萌絵の推理が交差する。

Xシリーズの「X」はタイトルの間の「X」だと思ってたけど、実は登場人物達の人間関係が交錯することも暗に意味しているのかも。新宿で偶然見かけた椙田(=保呂草)とそのとき一緒に居た女性(たぶん各務亜樹良)とか、西之園萌絵と鷲津(=宮崎)とか、容疑者が小川の同級生だったり、事件の関係者に真鍋の同級生の知り合いが居たりなど、あちこちで「世界は狭いね〜」が連発されてます。ジリジリと椙田に迫って来る西之園にもドキドキワクワク。接触したら何か起こるんでしょうかね?
微妙に舞台がどの変なのか判らなかったのですが、最近は事務所はどうも会社の付近なきがして来ました。何となくですが自分が行動している範囲に被っている部分があるようで、描写がそのまま映像に浮かびやすい場面が所々あります。次回はもう少し範囲を狭められるかな?


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