アクションがキレッキレで最高。爆発も派手で大迫力。でもテンポが悪い。
監督:瀧本智行
原作:首藤瓜於
出演:生田斗真/松雪泰子/江口洋介/二階堂ふみ/太田莉菜/染谷翔太/光石研/小沢征悦/石橋蓮司/夏八木勲
ラストは衝撃ぢゃなかったけど。予測不能でもなかったけど。流れがスムーズで面白かった。
けど、セリフの間を半分にして、二階堂ふみと太田莉菜のじゃれあうシーンも1/3くらいにして、生田斗真が官房でボーッとするシーンも1/3くらいにして、テレビを見てる松雪泰子の母のシーンもカットして、救急車を呼んでと叫ぶシーンも半分にして、江口洋介が葛藤するシーンも半分にしたら、30分くらいは短くできたと思う。アクションや展開にスピード感があるのに、途中で間延びして全体のリズム感が悪い。長くすれば大作だとか思ってるんぢゃないかと危惧してしまう。短くした方が興行成績も上がるはず。30分ずつ繰り上がると1回多く上演できるんぢゃない?生田斗真を「静」にして、他を「動」でテンポよく展開すれば、下手な間を作らなくても緊迫感も不気味さも演出できると思う。
最近はやりの漫画原作ぢゃなくて江戸川乱歩賞の推理小説が原作というのは買い。