ウォッチメン

Watchmen (2009)
監督：ザック・シュナイダー
原作：デイヴ・ギボンズ
出演：マリン・アッカーマン／ビリー・クラダップ／マシュー・グード／ジャッキー・アール・ヘイリー／ジェフリー・ディーン・モーガン／パトリック・ウィルソン／カーラ・グギーノ／マット・フリューワー／ステファン・マクファッティー
アメリカの人気グラフィック・ノベルを実写映画か。
パラレルワールドのアメリカでスーパーヒーロー達が次々に狙われていくミステリー。

こんな大作だとは知りませんでした。
ごめんなさい。
単にヒーローもの好きだから見たんですけど。
深いですね。
大好きなヒーロー物にミステリー要素が加わってアクションも楽しめる（俺に取っては）超娯楽大作。
昔の（と言っちゃイケナイのか？）ヒーローアクション物のように『勧善懲悪』って言う単純な図式ではなく、恋愛だけではない人間関係や苦悩・隠された過去などエピソードも盛りだくさん。
主人公がヒーローに置き換わっただけでちょっとしたドラマを観ているよう。
オープニングや途中でカットインされるシーンだけで舞台設定の背景を描いてる点が判りづらい物の、本編では主人公達の過去が『回想』で上手く描写（海外ドラマの『コールド・ケース』みたいな感じ）され最後まで楽しませてくれます。
結末は観ている物を考えさせる内容で賛否両論でしょうね。
ボクは悲哀というか寂しさを感じました。
長いので気力がある時に一気に観て欲しいおススメです。