鶴岡市内の建物探訪

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羽黒山から鶴岡市内へ移動して市内の歴史的な建造物をめぐって散歩。

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『鶴岡カトリック教会』は現役で使われている建物で、敷地内には幼稚園も併設。というか敷地の大半は幼稚園。園児の声が相当賑やかな教会。中に入るのは自由でミサに参加するのもOK。左右にパイプ椅子が並んでいるけど、もともとは畳に直に座っていた模様。パイプ椅子の下は畳でした。振り返ると入り口の頭上にパイプオルガン。向かって右側が螺旋階段。

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オルガンのパイプにはぶどうをあしらった木彫りのレリーフ。正面の図案は不明。鳥が降りてきてるように見えるけど、左右のは炎なのか?螺旋階段は立ち入りは禁止だったけど写真は撮れた。人1人通るのもギリギリな狭さ。この後遭遇したたぶん神父さんはスマートでした。

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続いて向かった『庄内藩校致道館』は乱れた藩政を立て直すために当時の藩主が設立した学校。現存する建物は一部だけど、当時の規模と何があったかは石畳で再現。敷地として残っていない部分を足しても「学校」から受けるイメージよりは小規模な印象。エリートだけ通う学校だったのかしら。靴を脱ぐのが面倒だったので空いてるところから身を乗り出して中を見学。講義の様子を再現した音声が四六時中流されているみたい。誰かがボソボソしゃべってた。

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展示物には興味がなかったので建物だけ外から眺めて済ませた『致道博物館』と外観の写真を撮り忘れるという失態を犯した『庄内神社』の天井画。なんと酒田市を見学していた昨日は『鶴岡天神祭り』だったとか。『化け物祭り』とも呼ばれ仮装した人々が行列が市内を横行したらしい。神社の近くの歩行者天国にはすでにちらほら露天の姿が。この後行った土産物屋で尋ねたら、祭りの本番は1日で前後は祭りの余韻らしい。3日間交通を遮断してまで露店が並ぶとか。

ガイドブックを持たない行き当たりばったりな旅行だったけど割と楽しめた。思っていたよりも時間が余ったのは中を見学しないという選択肢をとったから。市内は無料のレンタサイクルもあるけど疲れたらバスに乗れるから歩きでも回れそう。バスの本数は思ったよりも昼間ならある。おいしい庄内空港の羽田行き最終便は17時50分だけど、おいしい庄内空港行きのリムジンバスの最終は16時20分。約1時間前に空港へ強制的に連れ去られます。おいしい庄内空港は土産物屋が2件。カフェレストランが1件。喫煙所が1箇所。コンパクトな空港で昼寝にはもってこいです。

※『おいしい庄内空港』は正式名称です。