フォトジェニックを狙え!上野動物園撮影会

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デジタル一眼レフを買った友人から撮影会のお誘い。動物園に行きたいというので、11月下旬の紅葉を期待できる上野動物園へ行ってみた。
上野動物園

上野動物園というと上野駅の公園口からまっすぐの表門で待ち合わせがセオリーだけど、今回は写真撮影で上級者のいない初心者のみによる撮影会なので、池之端門に集合。不忍池の両生爬虫類館のすぐ横にある入り口。
開園と同時に池之端門を入って、まっすぐ進むと見えるのが上の写真のフラミンゴ。朝日を浴びてピンクが色鮮やか。

安定のハシビロコウ。すくっと立つ姿が凛々しい。正面から朝日を浴びてるはずなのに後光すら見えてきそうな立ち姿。
フラミンゴとハシビロコウで、動物とカメラの間にある柵や網を避けて写真を撮るコツをまず掴んでみる。柵や網の隙間を縫って撮ればいいので、とりあえず拡大拡大。望遠レンズを取り付けて倍率をグググっと上げてみる。倍率をグググっと上げたら、あとはカメラのオート機能をふんだんに使ってシャッターを切る。
近頃のカメラは誰が撮ってもフォトグラファー並みである。

続いてキリン。今日は餌に夢中でなかなか近くまで来てくれなかった。柵の間から狙うも、なかなか良い表情を見せてくれない上に、食ってる最中やたら頭を上下するから、難易度高めであった。

池之端門を待ち合わせに選んだのは、西園は動物の檻の柵が低いから。東園はどこもガラス越しで、綺麗な動物の写真を撮りづらい。その点西園は昔ながらな動物園スタイルで、柵も低く動物も比較的近くに見れるので、初心者の撮影会にはもってこい。そもそも動かない被写体を撮れという話もある。

我ながらよく撮れたと思う今日のベストショット。この後はまた水の中に入ってしまわれた。きっと用を足していたのだろう。

シマウマ。柵により過ぎでなかなかピント合わせが難しかった。横から餌を食べようとするガゼル?を押しのける様は、大人しそうな草食動物のイメージからはだいぶかけ離れた様子。長いまつ毛のいじめっ子だった。

授乳中に大あくびのままカンガルー。まさかママが大あくびしてるとは、子どもは知る由もない。きっと毎日の育児でお疲れなのでしょう。

アデリーペンギンは朝から元気。寒いのに泳ぎ回ってた。と思いきやわりと日向ぼっこしてるペンギンも多かったな。

日向ぼっこといえばワオキツネザルも盛大に日光浴してたな。腹を広げて太陽に向けてました。座る姿はまさにおっさん。ひょうたんとっくり持ってそうなスタイル。しかも3ばかびき。

園内は色づいたイチョウも綺麗だった。

策を感じさせない近くで小動物と触れ合えるのがこども動物園。手を伸ばせば確実に届く距離を闊歩する小動物でいっぱい。時間帯で実際動物たちと触れ合えるのも醍醐味。凛々しい姿の鶏を見つけカメラを向けベストショットを狙うがここでまさかの電池切れというアクシデント。さらに以前のカメラの予備バッテリーを持ってくるという迂闊さも加わりここで撮影会終了。予備バッテリーが正しいものか確認を怠らないということを学んだ1日半日でした。

今日のフォトジェニックはやっぱりキリン。