ソウルケイジ/誉田哲也

ソウルケイジ (光文社文庫)
多摩川の土手で発見された左手首。捜査本部は指紋鑑定により断定された高岡健一の周囲を洗い始めるが、事件は思いも寄らぬ方向へと展開して行く。姫川玲子シリーズ第2弾。

前作に比べると確かに地味な感じ。
けど事件自体は読み進めるに従って、さまざまな側面を見せてきて読者を飽きさせない。少しずつ小出しにされる証言や状況証拠にいろいろと推理出来るのも面白い。
姫川と日下、姫川と菊田の二つの関係のこれからにも注目したいところ。日下とはともかく、菊田とはこの先何か進展があるのだろうか?菊田よりも姫川の心境次第だと思うけど、現状姫川の考えがアレだとこの先も微妙なのかな?
ところで井岡はこれから何か大事な位置を占めるのだろうか?なんだかよけいな気がするのは俺だけだろうか?


Comments

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

CAPTCHA