前巷説百物語/京極夏彦

前巷説百物語 (角川文庫)
理由あって上方から江戸へ流れてきた双六売りの又市は、根岸の損料屋「ゑんま屋」の手伝いをすることに。
この店はれっきとした貸物業、しかし裏では、決して埋まらぬ大損を大金と引き替えに仕掛けであがなう…という稼業を営んでいた。
渡世仲間らと共に、若き又市が江戸に仕掛ける妖怪からくりの数々。
だがついに、とてつもない強敵が又市らの前に立ちふさがる。
やるせなさが胸を打つシリーズ第4弾、百物語はじまりの物語。


短編。
読むものが無くて。
とりあえず読んでみた。
短編なので全体的の物足りないんだけど。
最後の『旧鼠』は文庫化するにあたっての書き下ろし。
コレは短編な割に読み応えがあった。
百物語シリーズの始まりに当たる又市が裏家業に身を染める前の話。


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