ジュピター(2015)

ジュピター ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]

Jupiter Ascending (2015)

マトリックスがどうのこうのウンチク書いてあったけど。登場するメカは最高にカッコよかったな。

監督:ラナ・ウォシャウスキー/リリー・ウォシャウスキー
出演:ミラ・クニス/チャニング・テイタム/ショーン・ビーン/エディ・レッドメイン/ダグラス・ブース/タペンス・ミドルトン/ニッキー・アムカ=バード

全然知らなかったけど、いつの間にか姉弟から姉妹に変わっていたWウォシャウスキーが監督。「あのマトリックスを撮った」的なキャッチコピーが多かったけど、彼らの作品ってそれ以外に何かあるのか?『クラウド・アトラス』と『フォー・ヴェンデッタ』以外は全部『マトリックス』ぢゃないか。どちらもすごい面白かったけど。

結論から言えば楽しめる映画だった。撮り慣れてるだけあってやっぱりメカニカルなデザインが美しかったり、独特な世界観も割と破綻することなく成立してたりするし。けど127分で表現するにはちょっと世界が壮大過ぎたの気が。マトリックスみたいに3部作とは言わないけど、前後編くらいに分けても良かったんぢゃないかしら。もしくは不要なドンパチ半分に減らせば、もう少し兄弟間の確執を丁寧に描写できたんぢゃなかろうか。それとも映画の本筋はストーリーぢゃなく、ドンパチなんだろうか。いや、アクションシーンはカッコ良かったよ。でもジェットコースターだって「わーすごい!」って落ちたり回ったりするときには思うけど、5分もずっと落ちたり回ったりしてたら飽きちゃうしゲロ吐いちゃう。車と一緒で運転してる人はいいけど、助手席はずっと一緒だから寝ちゃうよね。

人類が実はすべてエイリアンで、人類の種を植えた支配者層のDNAが地球で転生輪廻するという、独特の世界観も面白い。人類が家畜になる点では『マトリックス』と発想は同じなのか?外惑星から来た人類が地球の生命に源になったという点で、『アンドロメダ・ストーリーズ』って昔のアニメを思い出した。

ま。とにかく宇宙船が美しかった。どれもこれも全部。