旅する手帳。アップグレード編|TRAVELER’S Notebook

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髪を切りに表参道まで出たついでに、散歩がてら文房具探し。

今年からフル活用を始めた(「旅する手帳。2017 diary」参照)トラベラーズノートのアップグレード。2017ダイアリーのリフィルは、予想通り使いやすい。やはりサービス業はバーチカルに限る。

日常的に使うようになったのは今年に入ってからだけど、トラベラーズノートが手に入ったのは2009年。自作である。(「トラベラーズノート」参照)。当時はオリジナルに忠実に再現したが、使い始めるとこの裏表紙についたゴムの結び目が邪魔でしょうがない。さほど厚みのないオリジナルのリフィルでは、盛り上がって非常に字が書きにくい。

使い始めて1ヶ月ほどで、早々にカバーもリニューアル。裏表紙の結び目を背表紙へ移動。これで字の描きにくさは解消。ついでにカバーに使う革を、前回より柔らかい素材に変更。これは好みである。以前使った革は丈夫だったが、丈夫すぎて柔軟性にやや欠ける部分があった。手帳がちゃんと開かないのね。

使い始めて次に欲しくなったのが、ペンホルダー。リフィルに直接ペンクリップを挟んでいたけど、頭が飛び出してるのが気に入らない。

ところがトラベラーズノート純正のペンホルダーを始め、市販されているモノは、どれも手帳のカバーや表紙につけることが前提で、クリップがでかい。あちこち覗いてやっと見つけたのが、トラベラーズノートを生み出したMIDORIの『ミニクリップペンホルダー』名前の通り、クリップが小さいんです。

おかげでカバーの間のちょうど収まる。リフィルを3冊入れているので、厚みのところに収まるように挟みたかった夢が実現。手帳のカバーではなく、中に挟んだクラフト紙のポケットにクリップしてある。

もう一つ欲しかったのが、トラベラーズノートに調和するクリップ。別にマーキングのためのものでなくて良いのだが、工具デザインに惹かれて即決。ちょっとはみ出すのがポイントで、インデックスがわりに使える優れもの。マーキングだから当たり前の機能か。こういうミニチュア雑貨的な文房具はDELFONICSお得意の技だよね。

マーキングクリップ|ツールズ(DELFONICS)

前回リフィル購入時に検討になっていた、ポケットは純正のクラフトファイルを購入。ざっくりとなんでも入りそうな大きさが便利。下にちらりと見えている赤いのは「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」のチケット。大切なチケットも大きめのポケットなので楽々収納。買い物で疲れてパスした、ウッディ・アレンの「カフェ・ソサエティ」の試写会の招待もキチンと収まるサイズ感。

トラベラーズノートの2017オリジナルカラー「オリーブ」が思いのほか可愛いので、次回はオリーブ色の革を探してこようと思う。