特等添乗員αの難事件I/松岡圭祐

特等添乗員αの難事件I (角川文庫)
「万能鑑定士Qの推理劇」に登場した添乗員浅田絢奈が「特等添乗員」と呼ばれるようになるまで。

万能鑑定士凛田莉子も特等添乗員浅田絢奈も勉強が出来なかったのに、ある勉強法によって一方は「ロジカル・シンキング」に。もう一方は「ラテラル・シンキング」に成長して行く訳ですが、その過程で出てくる勉強法は誰か試した人いるのかな。それとも確立された勉強法なのかな。誰か試さないかな。
テンポは軽快で読み進むのに読み終わった時に物足りなさが残る。生い立ちの様に浅田絢奈のことが描写されているけど、全体を通したエピソードに欠け、単に短編小説を区切らずに並べただけな印象が払拭出来ない。週刊誌のマンガ読んでるような感触かな。


Comments

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

CAPTCHA