浜っ子のカモメに攻撃されるみなとみらい散歩。

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赤レンガ倉庫のクリスマスマーケットを目指してみなとみらい散歩。

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今日は目的地が赤レンガ倉庫だったので、みなとみらい線の馬車道駅で下車。以前も使ったことあるような気がするけど記憶にない。レンガでできた壁面には何やら骨董めいた品々が張り付いてた。みなとみらい線は新しいからここで使われていたものぢゃないよな。

過去を象徴するものは、壁の仕上げに使ったレンガです。本物のレンガを職人が手作業で積んで仕上げました。大きな吹き抜けの壁部分には、かつてこの駅の地上部にあった旧い建物のパーツやレリーフなどを展示しました。(http://www.mm21railway.co.jp/station/basyamichi/

なるほど、駅の地上部ね。ってその建物の詳細はどっかに書いてあったのかな。確かにホームの椅子とか自販機の前の休憩スペースのような場所の椅子もアクリルだったな。

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構内の柱やシャッタラーライン?も赤い塗料で塗られていて、なんとなく鉄の古いイメージが。赤レンガ倉庫も赤色使ってたかな。

 

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歩いたことあるんだろうけど記憶にない通りで見つけた店。改めて写真を見るとなんとなく見たことあるような気がしてきた。食べログには紅茶専門店と書いてありました。(Sinha|食べログ

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紅茶専門店のすぐ近くには鍋が鈴なり。昼間っから鍋をジロジロと興味深げに見ている挙動不審な人。建物はいかにも昭和なボロっちいビルだったけど結構立派なイタリアン。ウェディングもできるらしい。(festa di Carina)鍋もいっぱい下がるわけだ。

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とか寄り道してたら目的地に到着。兵隊さんがお出迎えです。この人ばかり気になってましたが、同じ人が右にもいました。左右からお出迎えです。くるみ割り人形のようですね。倒れないように支えている部分を隠すために囲ってあるんだろうけど、近づくと中丸見えだよ。うっかりさんだね。

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「メイン会場はどんだけ賑わってるのかしら」といそいそと向かってみる・・・・大盛況でした。(多分夜は)
平日の昼間とはいえ中華航空でくる観光客とか大韓航空でくる観光客とか、おばさんとかおばちゃんとかで大賑わいだと思ってたんだけど、無理矢理子供の写真を撮るママが見かけられる以外はひっそり。

寒いから赤レンガ倉庫にみんないるんだな。とも思ったけど空席待ちの店はなく、どの飲食店も空席を埋める客待ちだった。あ、なんかこの感覚懐かしい。平日昼間の優越感。久々に感じたかも。

でもライトアップしてないと地方のテーマパークのフードコートのような寂れた感が漂うね。やっぱライトアップしてなんぼだよね。イルミネーション見なきゃきっと盛り上がらないんだよね。なんとなく勝手に期待してたオーナメントなんかを売ってるヒュッテ(屋台って意味らしい)もな買ったので、海を見ながら一服して早々に退散。


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赤レンガ倉庫を後にしそれほど寒くもなかったので、景色の良い静かなベンチをみつけてノマドを気取ってみる。目の前に降り立った多分カモメが餌をくれなかったからか、ちょっとアンニュイだったのでパシャリ。左足とかしげた首がなんとも黄昏ていて横浜っぽい。きっと生粋の浜っ子なんだろう。

このあと上空から爆撃を食らうことになり、ノマドは諦め早々に退散。食べ物の恨みは恐ろしいことを実感。直撃は免れたものの、まだ真新しいiPadProの赤いカバーに白い飛沫が。泣きそうになりながら場所を明け渡す。次にあっても誰かわからないけどこの恨みは忘れない。

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来た時と同様、馬車道から帰ろうと階段を降りると、反対側の階段に『馬車道商店街』の表示。「馬車道の商店街ってきっとオシャレだよね?」と再び地上へ。気づかなかったけど、この道自体が馬車道だったんだな。ガイドブックがあればきっと書いてあっただろうことに今更気づく。馬車道には『馬の水飲み場』や初のガス灯なんかの後や記念碑があるんだって。

『馬の水飲み場』の写真を撮ろうとしたら、目の前でバンが止まってブロックされた。仕方ないから近くで見るだけで満足することにした。『水飲馬牛』と立派な字で書かれたどう見てもコンクリートにタイルを貼ったそれほど古さを感じない(多分)遺跡の下には、車が止まってたからよく見えなかったけど砂袋らしきものがしまってあった。あまり観光資源としては活用されていない模様。どうりで車も普通に止まるわけだ。

なんだか水飲み場で満足しちゃったのでふらっと歩いてみると、横浜創造都市センター(YCC)で何やらイベントの模様。入ってみると『日本初のスイス人時計師フランソワ・ベルゴ展』だって。無料ぢゃなきゃ入らないな。と侮ってたけど割と面白かった。ハードカバーの立派な目録をいただき、アンケートに答えたらプラスチック製の腕時計スタンドもくれた。

割と満足して電車の中で目録を見たらペライチの価格表。一番最初の時計の値段を見ると”41,440,000”だって。ミスプリかと思った。確かに展示してあった時計はどれも、100年経ってるとは思えないほど美しい輝きを放ってました。でも冷静に考えてみると、”18XX年製造”って書いてあったけど、飾ってあったのは”当時と同じ素材と製法で作った新品”だったのかもしれないな。それほどピカピカ光ってた。でも今日1日で一番面白かったイベントでした。

帰宅して一番にしたことは爆撃の飛沫を浴びたiPadProのカバーを丹念に掃除すること。染み込んで残ってしまったうっすら白い跡が憎らしい。


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